オアシス/ドント・ルック・バック・イン・アンガーのAセクションのコード進行を分析した記事です。

ディスコグラフィDiscography

作詞作曲:ノエル・ギャラガー
リリース:シングル1996年2月19日、アルバム1995年10月2日
オアシス、9枚目のシングル。
セカンド・アルバム(What’s the Story) Morning Glory?『モーニング・グローリー』からのシングル・カット。
アルバムには4曲目に収録されている。
BPM=84。
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Don’t Look Back In Anger
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ドント・ルック・バック・イン・アンガー
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コード進行Chords

オリジナル・キーはCメジャー。
Aセクションのコード進行は|CG|AmE|FG|CAmG|CG|AmE|FG|CAmG|
2拍ごとのコード・チェンジで1小節目のCコードから、3小節目のFコードまでカノン進行。
2小節目の3・4拍目にはダイアトニック・コードのEmではなく、Eが使われている。
ラ♭というブルー・ノートを含むコードにすることで、ひっかかりがつくり出されている。
このⅢはドミナントの代理として使用され、Ⅳに進んでいる。

カノン進行
バロック時代に作曲されたパッヘルベルによるカノンで使われている進行。
ベース音が1音ずつおりていくのが特徴的。

メロディMelody

使われている音はソラドレミ。
すべてCメジャー・スケール上の音。
(7音抜き)
前半は最高音から始まり下行するフレーズ。
後半はコードのルート音が使われ落ち着いたフレーズになっている。

掛留音
コードが変わる直前のタイでつながれた和声音で、次のコードに移った時に非和声音になる音。

まとめLearning

learning
カノン進行に注目。
このコード進行を用いると、親しみやすい楽曲をつくりやすい。
オリジナル曲の制作に取り入れてはいかがでしょうか。


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