The Beatles / All You Need Is Love 1(A)
June 9, 2016
ビートルズ/オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ(愛こそはすべて)のAセクションのコード進行を分析した記事です。
ディスコグラフィDiscography
作詞作曲:ジョン・レノン・アンド・ポール・マッカートニー
リリース:アルバム1967年11月27日(アメリカのキャピトル・レコード編集盤)
Magical Mystery Tour『マジカル・ミステリー・ツアー』の11曲目に収録されている。
BPM=104。
試聴iTunes Amazon
All You Need Is Love
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All You Need Is Love
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コード進行Chords
オリジナル・キーはGメジャー。
わかりやすいように、キー=Cメジャーに移調しています。
Aセクションのコード進行は|CG(onB)|Am||CG(onB)|Am|G7(onD)C|G(onB)G(onA)|GG(onF)|G(onE)G|
C(Ⅰ)から始まるパターン。
前半はG(Ⅴ)へ進み、Ⅰで終止する形の繰り返し。
(A(Ⅵm)はⅠの代理コード)
Gはオン・コードが使われ、ルート音がなめらかに下行する形がとられている。
後半もG(Ⅴ)が引き延ばされ、その中でオン・コードによってルート音がなめらかに下行する形がとられている。
メジャー・キーのトニック・コード(Ⅰ)からトニック・マイナー・コード(Ⅰm)に進むというアイディアが使われている。
メロディMelody
使われている音はソラドレミソラ。
(ヨナ抜き)
非和声音をコードの5度音へ解決する動きが使われたフレージング。
まとめLearning
オン・コードに注目。
オン・コードを用いてベース音をスムーズにつないでいくと、自然で洗練された雰囲気になる。
オリジナル曲の制作に取り入れてはいかがでしょうか。